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4.「コスタ・デル・ソルライフ」スタート!

昨晩は2時間おきに目が覚めたが、トータルでは6時間寝ただろうか、7時には我慢できなくなって起き出してしまった。昨日の午後着いたばかりでまだたっぷり時差を持っているのでしょうがない。外はまだ真っ暗だ。当地は3月末の日曜から既にサマータイムに入っていて8時をすぎないと本当に明るくならないようだ。 それでも昨日の不安定な天気は収まったらしく朝から日がさしてきた。いよいよコスタ・デル・ソルライフが始まる。


部屋のバルコニーから見る朝焼けの地中海、朝の8時を回っているのにまだこんな明るさ。

ツアー旅行の時のように早朝からスケジュールに追い立てられることもないのでのんびりしたものだが、今日は週末の金曜日、取りあえずT/C(旅行小切手)の換金だけは済ませたいと思っていた。手持ちのキャッシュがないわけではないが今日を逃すと月曜まで出来ないのもちょっと心細い。それと街をブラブラして交通機関、買物、レストランなどの按配を確かめにセントロに出たいと思っていた。

  [泊まった部屋はこんな感じ]
ところで、改めて泊まった部屋を確認しておこう。基本的にネットで見ていた情報と相違ないことに安堵する一方で、半分疑いの念も持っていた自分に少々バツの悪さも感じる。とにかく、実用性、機能性の面ではまったく問題はなかった。支払ったホテル代からすればこれ以上を望むのは高望みというものだ。ここの客は地元客の他、イギリスなど欧州各国からの家族連れが多いのだから、客の平均的要求を満足させるレベルにはなっているのだろう。
例えば、ネットの説明でpequeña cocina(ミニキッチン)となっていた台所だが、どうしてどうして、はめ込みの冷蔵庫、電子レンジのほか、オール電化のIHクッキングコンロ(2口)、お湯沸かし器、トースター、コーヒーメーカーなどが備え付けられているし、鍋類や各種食器、ナイフフォーク等々まできっちり揃っていた。気合を入れてやる気なら、スーパーで食料品を調達してきて料理を楽しみながらの完全自炊ステイも可能だと思う。


はめ込み式のミニキッチン。左下に冷蔵庫、中央に電子レンジ、扉を開ければ鍋類や食器が、引き出しにはナイフフォークなどが入っている。


左からトースター、コーヒーメーカー、お湯沸かし器、食器置き。必要にして十分なものが揃っていた。

リビング・ダイニングはそこそこのスペースだが、家具調度はちょっと貧弱か。特にテレビが日本で言えば20年以上も前のシロモノで、唯一の不満な点ではあった。
寝室は独立していて厚い二重のカーテンで遮音性が保たれており、ツインベッド、クローゼット、机のほかに暗証番号で開閉するセイフティーボックスが付いている。


評判の悪かった(?)テレビ、奥はバス・トイレ。


独立したツインベッドの寝室。

勿論トイレ・バスは広さもたっぷり、設備もしっかりしていて水回りはまったく問題なかった。さらにゆったりしたバルコニーがあって、地中海や周りの景色を眺めながらのビールを楽しめ、日光浴をしたり、陽が陰る夕方に読書をしたりとこれぞ憧れていたコスタ・デル・ソルライフの至福の時間を味わうことができた。


只今午後の8時一寸前。ゆっくり暮れていく長い夕方、バルコニーからの景色を肴にビールを楽しむ。


7階のエレベーターホールから見下ろすとゆったりしたホテルのプールとプールサイドが一望できる。


プールサイドに並ぶデッキチェア。天気の良い時間帯に本を持ってゴロゴロするのに最適だった。

  [ホテルの延泊はできるか?]
さて、銀行に行くとなると営業時間は13時か14時までなのであまりモタモタもしていられない。昨日の夕方スーパーで買ったパン、代用のろ紙で入れたコーヒー、ジュース、乳製品、果物で簡単な朝食を済ませる。コーヒーメーカーも紙フィルターを買ってくれば問題なさそうだ。
勝手が分かればバスで中心街(セントロ:centro)に出るところだが、今日のところはタクシーで出掛けることにして、フロントでタクシー乗り場を訊いてみる。
ついでに、このホテルの延泊が可能かどうかだけ確かめてみることに。部屋も確認したので場合によっては2週間とは言わず帰るまでいても問題ないなと思ったからだ。

返ってきた答えはこうだった。「その件は予約を取ったネットのサイトと相談して下さい。もしそれと関係なく延泊を希望するなら値段は1泊・1部屋90ユーロ€(約15,000円弱)ですが・・・。」と言って値段表を示す。これはビックリ!ホテルの通常価格とネット予約の価格にこれほど差があるとは!インターネットの価格は半値以下だったということだ。勝手な推測にすぎないが、ホテル側としては、閑散期に一部の部屋をオファー価格でネットに売り出す営業戦略をとっているということだろうか。しかも、値段表では、最盛期の7月、8月や年末、4月頭の聖週間は120ユーロ(約2万円弱)になっていた。
いずれにせよ今回は幸運にも
掘り出しものに巡り会えたということらしく、2月初旬に日本で予約手続を終えた以降、このホテルは「空室なし」に変わったことを思うと自分がオファー価格の最後の客だったということらしい。

ところで、延泊の話を進めるにはマラガにある予約サイトとメールか電話・FAXでスペイン語のやり取りをする必要がある。対面なら何とかとも思うが、現地へ来てしまうとこれはちょっと厄介だ。別途、旅行社にあたってみることにしよう。

 

 

 

 

 

 


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