19.マドリード④(帰国の朝) [15/9北スペイン]
[朝の散歩]
日が変わって月曜日、今日午後の便で帰国するのだが昼飯時を含めて残り半日ある。
ホテルはマドリードの旧市街にあり、一歩出れば石造りと石畳の街並みでまさしくヨーロッパにいることを感じさせる。
遅めの朝食の後、ホテルの近場をブラつく。まず地下鉄カジャオ駅のコルテ・イングレスのショッピングセンターで小物の土産を買い、下町感漂うカルメン通り(Calle del Carmen)をブラついてソル広場経由、グランビア大通りに出た。
この通りには20世紀初頭に建てられた建物が多く、往時の面影を感じさせる。
きっと一時代前のマドリードはこんな雰囲気だったのだろうが、勿論今も高級ブティック、ホテル、レストラン、映画館などが立ち並びこの町を代表する繁華街であるのは間違いない。
そこから反転してホテルに戻る。途中アレナル通り(Calle del Arenal)で通りすがりの本屋をのぞいてみた。折角なので旅の記念にと活字の大きいやさしそうな単行本を1冊購入。多分パラパラするだけだろうが…
朝の散歩は正味約1時間半で終了。
部屋に戻っていつでも出れるようにパッキングを済ませ、今度はスペイン広場に向った。
ホテルを出て右手を少し上ると古めの集合住宅の間に小さな空き地があった。
ホテルに戻ろうとアレナル通りを来ると、お馴染みの王立劇場前広場(地下鉄オペラ駅がある) に出る。ホテルはもうすぐ。
王立劇場前広場近くには沢山のレストランがある。壁に張られたパエージャ専門レストランの案内。お昼の候補。
[スペイン広場]
ホテル前の坂を下って王立劇場の横からフェラス通り(calle del Ferraz)に入り、スペイン広場に向った。
グランビア大通りに出て西に行ってもスペイン広場にぶつかるが、それとは別のルートだ。
フェラス通りの歩道はゆったりしている、しかも王宮の裏に続くサバティーニ庭園を左に眺めながら行くのは気持が良い。古くから開けた街の真ん中にこんな緑濃い庭園を残しているとはさすがだ。
少し行って歩道を渡るとスペイン広場(Plaza de España)に着く。10年前に初めてスペインに来た時最初に寄ったのがここだったことを想い出して懐かしい。
この広場はスペインの文豪セルバンテス(Miguel de Cervantes S.)を顕彰して1930年に造られたということだ。彼の代表作は言わずと知れたあの”ドン・キホーテ”(Don Quijote de la Mancha)で世界的に有名。
中央にセルバンテスの大きな座像があり、その手前に馬上のドン・キホーテ、ロバに跨った従者サンチョ・パンサが配されている。
木立に囲まれた小さな公園風の広場にすぎないのだが、ここもマドリードでは観光客の聖地でいつも人が沢山だ。ということでスリ、置き引き事件がよくあるようで、背中のザックなどのジッパーも要注意だ。
借景ということになるのか、写真を撮ると必ず背後に2本の高層ビルが写ってしまう。
王宮を左に見てフェラス通りの歩道を行く。前を行くのは騎馬警官(?)か。スペイン広場は画面前方の高層ビルの手前になる。
フェラス通りからは見下ろす形になるサバティーニ庭園(Jardines de Sabatini)。庭園内にある人物の彫像が見える。マドリードのど真ん中にこんな緑があるのは素晴らしい。
さらにパエージャをシェア。今回の旅では何回かパエージャを食べたが例外なく旨かった。
日本人にとってスペインの味は全く違和感がないし、昼の定食(Menú del Día)は味もコスパも良くて言うことなしだ。
この辺りだけなのか、カフェやレストランの建物の壁にある店の案内板。観光客には有難い。
日が変わって月曜日、今日午後の便で帰国するのだが昼飯時を含めて残り半日ある。
ホテルはマドリードの旧市街にあり、一歩出れば石造りと石畳の街並みでまさしくヨーロッパにいることを感じさせる。
遅めの朝食の後、ホテルの近場をブラつく。まず地下鉄カジャオ駅のコルテ・イングレスのショッピングセンターで小物の土産を買い、下町感漂うカルメン通り(Calle del Carmen)をブラついてソル広場経由、グランビア大通りに出た。
この通りには20世紀初頭に建てられた建物が多く、往時の面影を感じさせる。
きっと一時代前のマドリードはこんな雰囲気だったのだろうが、勿論今も高級ブティック、ホテル、レストラン、映画館などが立ち並びこの町を代表する繁華街であるのは間違いない。
そこから反転してホテルに戻る。途中アレナル通り(Calle del Arenal)で通りすがりの本屋をのぞいてみた。折角なので旅の記念にと活字の大きいやさしそうな単行本を1冊購入。多分パラパラするだけだろうが…
朝の散歩は正味約1時間半で終了。
部屋に戻っていつでも出れるようにパッキングを済ませ、今度はスペイン広場に向った。
ホテルを出て右手を少し上ると古めの集合住宅の間に小さな空き地があった。
グランビア大通りに近い地下鉄カジャオ駅そばにあるエル・コルテ・イングレス(El Corte Inglés)デパートのカジャオ店。
下町っぽいカルメン通りに人だかりになっている店があった。「マノリータおばさん」という名の宝くじ屋のようだ。当たりくじが出る人気店なのだろうか?
2度目のプエルタ・デル・ソル広場。昨日は日曜の夕方だったが、今日は月曜の午前。
グランビアに近い下町らしい界隈。
店名の下には ”教科書、木のおもちゃ” とあるので一般的な本屋ではないようだ。
ホテルに戻ろうとアレナル通りを来ると、お馴染みの王立劇場前広場(地下鉄オペラ駅がある) に出る。ホテルはもうすぐ。
王立劇場前広場近くには沢山のレストランがある。壁に張られたパエージャ専門レストランの案内。お昼の候補。
[スペイン広場]
ホテル前の坂を下って王立劇場の横からフェラス通り(calle del Ferraz)に入り、スペイン広場に向った。
グランビア大通りに出て西に行ってもスペイン広場にぶつかるが、それとは別のルートだ。
フェラス通りの歩道はゆったりしている、しかも王宮の裏に続くサバティーニ庭園を左に眺めながら行くのは気持が良い。古くから開けた街の真ん中にこんな緑濃い庭園を残しているとはさすがだ。
少し行って歩道を渡るとスペイン広場(Plaza de España)に着く。10年前に初めてスペインに来た時最初に寄ったのがここだったことを想い出して懐かしい。
この広場はスペインの文豪セルバンテス(Miguel de Cervantes S.)を顕彰して1930年に造られたということだ。彼の代表作は言わずと知れたあの”ドン・キホーテ”(Don Quijote de la Mancha)で世界的に有名。
中央にセルバンテスの大きな座像があり、その手前に馬上のドン・キホーテ、ロバに跨った従者サンチョ・パンサが配されている。
木立に囲まれた小さな公園風の広場にすぎないのだが、ここもマドリードでは観光客の聖地でいつも人が沢山だ。ということでスリ、置き引き事件がよくあるようで、背中のザックなどのジッパーも要注意だ。
借景ということになるのか、写真を撮ると必ず背後に2本の高層ビルが写ってしまう。
真後ろが「スペインビル」、西側の高い方は「マドリードタワー」。後者は142mの高さがあって1948年に完成した頃はヨーロッパ一の高さだったという。
再び同じ道を戻ってホテル手前の王立劇場のそばで最後のランチをとった。最後の飯を期待外れに終わらせたくなかったのでメニューはパエージャを中心に選んだが、やはり正解だった。
食事の後ホテルに戻り、預けていた荷物を引取ってタクシーでバラハス空港に向った。 (完)
再び同じ道を戻ってホテル手前の王立劇場のそばで最後のランチをとった。最後の飯を期待外れに終わらせたくなかったのでメニューはパエージャを中心に選んだが、やはり正解だった。
食事の後ホテルに戻り、預けていた荷物を引取ってタクシーでバラハス空港に向った。 (完)
王宮を左に見てフェラス通りの歩道を行く。前を行くのは騎馬警官(?)か。スペイン広場は画面前方の高層ビルの手前になる。
フェラス通りからは見下ろす形になるサバティーニ庭園(Jardines de Sabatini)。庭園内にある人物の彫像が見える。マドリードのど真ん中にこんな緑があるのは素晴らしい。
さらにパエージャをシェア。今回の旅では何回かパエージャを食べたが例外なく旨かった。
日本人にとってスペインの味は全く違和感がないし、昼の定食(Menú del Día)は味もコスパも良くて言うことなしだ。
この辺りだけなのか、カフェやレストランの建物の壁にある店の案内板。観光客には有難い。
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